1. 酵素化粧品とインナーケアのビューティセラーオンライン
  2. 美容ジャーナル
  3. インナーケアスキンケア
  4. ソイプロテインは肌荒れする?考えられる原因と肌荒れを防ぐポイント

ソイプロテインは肌荒れする?考えられる原因と肌荒れを防ぐポイント

公開


更新

近年では、プロテインはアスリートやトレーニングのサポートアイテムとしてだけではなく、ダイエット中の補助や美容目的、さらには年齢を重ねても筋力を維持したい場合など、さまざまな目的に合わせて活用されています。

そのように積極的にプロテインを取り入れていく中で、『ソイプロテインは肌荒れする』という話を聞いたことはありませんか?

ソイプロテインとは、大豆が原料の植物性プロテインのことです。

ソイプロテインが好まれる特長は、大きく3つ。

1.体づくりのためのエネルギー源となる必須脂肪酸のBCAAが含まれている
2.大豆由来ならではのイソフラボンの含有
3.ゆっくりとした吸収力で腹持ちが良い

これらの特長が、ダイエット時の栄養サポートや女性の健康維持を目的とした方に、よく選ばれています。

このように、美容へのメリットが多そうなイメージのソイプロテインが、なぜ肌荒れが起こると噂されているのでしょうか?また、毎日ソイプロテインを飲まれている方にとっては、プロテインを飲み続ける上で詳しく知っておきたい情報かもしれません。

そこで今回は、ソイプロテインと肌荒れの関係を徹底的に調べてみました。毎日の美しさと健康的な美を維持するために、ぜひチェックしてみてくださいね。


ソイプロテインを飲んで肌荒れが起きる主な原因

肌荒れにつながる原因には、さまざまなことが考えられますが、ここでは代表的なものをご紹介します。

飲む量が多い

プロテインを過剰に飲んでしまうことで、消化の際に胃腸へ負担がかかっている可能性があります。たんぱく質は、筋肉の構成成分であることから、たくさん摂りたいと考えることもあるかもしれません。ですが、一度に大量に摂取してしまうと、消化・吸収できなかったたんぱく質は、最終的に腸内の悪玉菌のエサになってしまうこともあります。そうすると、腸内環境にも悪影響がでてしまい、肌荒れの原因にもつながってしまうのです。

腸内環境とのバランスも考えつつ、一度の摂取量は、製品が推奨する量を飲むようにしましょう。

体質に合わない成分が入っている

プロテインは、好みに合わせて多種多様な風味やフレーバーが豊富に選べるようになっています。ですが、プロテインによっては、保存料や人工甘味料、着色料や香料などが配合されていることがあります。その添加物を体が異物と認識して攻撃することが関与して、ニキビなどの肌荒れが発生する原因となる場合があるので注意が必要です。

プロテインを選ぶ際には、原料の欄も注目して、添加物の配合が少ないものを選ぶと良いでしょう。

ソイプロテインによる肌荒れを防ぐポイント

せっかく美容や健康の維持、栄養補給のために飲んでいるのに、肌荒れになってしまっては続けにくくなってしまいますよね。そんなことにならないように、ソイプロテインをより良く取り入れていくための重要なポイントを注意点と共に3つご紹介します。

目的によって飲む量やタイミングを調整する

たんぱく質の過剰な摂取は肌荒れにつながりますが、逆に「たんぱく質不足」も、肌の代謝が低下し、肌荒れの原因になります。そのため、食事では補いきれないたんぱく質を適量で継続して摂取していくことが大切です。

1日に必要なたんぱく質は、男性65g、女性50gです。体の代謝の過程で失われるアミノ酸を補給するために、たんぱく質の摂取量を目安に、数回に分けて摂ると良いでしょう。その場合、ソイプロテインは、ゆっくりとした吸収力が特長ですので、間隔を空けて適量飲むことにも相性の良いアイテムです。

また、プロテインを飲むタイミングは、お好みで構いませんが、食事と食事の間に入れながら、1~3時間おきに飲むのもおすすめです。
>プロテインは一日何回飲む?摂取量の目安やおすすめのタイミング

寝る直前の摂取を避ける

ヒトは寝ている間に、脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、体の補修や成長を行っています。その機能のサポートとして、たんぱく質を摂取するためにプロテインを飲むことを推奨されることが多いのですが、寝る直前にソイプロテインを飲むのは避けた方がいいでしょう。

睡眠中は、消化活動が低下しているため、寝る直前に飲むと、消化不良で胃や腸に負担をかけるリスクがあり、胃腸が弱ると肌荒れの原因にもなってしまいます。そのため、ソイプロテインを飲むのなら、胃腸の負担が少ない、就寝の2時間前までに摂取するようにしましょう。

豊富な栄養素を摂取できるソイプロテインを選ぶ

適切に美容や健康維持をするには、たんぱく質の他にビタミンやミネラルなどの栄養素の摂取が不可欠です。美容対策の一環として、食生活にも日頃から気をつけていきたいですね。

【美容に良い栄養素例】
・たんぱく質…筋肉や皮膚、骨など体の主成分。コラーゲンもたんぱく質の一種。
・イソフラボン…エストロゲンをサポートし、若々しさの源になります。
・ナイアシン…健康美を保ちます。
・ビタミンA…コラーゲン、エラスチンと相性がよいです。
・ビタミンB群…美容には欠かせません。
・パンテトン酸…水溶性ビタミンでビタミンB群の一種。美容に役立ちます。
・ビタミンC…コラーゲンをサポート、多忙な生活のサポートになります。

これらの栄養素は、基本的には食事から摂り入れていきたいところ。しかし、忙しい毎日の中で、栄養バランスを意識していくのが難しいときもありますよね。そんなときは、ソイプロテインを選ぶ際に、毎日定期的に摂取したい栄養素が配合されているものを選ぶこともできます。

>食べ物は乾燥肌に影響している?おすすめの栄養素と食生活のポイント

肌荒れを防ぐスキンケア方法

美の基本は、体の内側から。肌の構成成分であるたんぱく質を中心に、バランスの良い栄養を摂ることが大切です。それに加えて、日常のスキンケアからも、肌荒れを防ぐ効果的な秘訣があるのでお伝えします。

肌をこすらないように洗顔やクレンジングをする

肌は摩擦にとても弱く、洗顔時にゴシゴシ洗いをすると、バリア機能が低下してしまいます。とくに顔の肌は、体と比べて薄くできており、とてもデリケート。そのため、刺激で傷ついたり炎症したりして、ターンオーバーが乱れ肌荒れを起こしやすくなります。

洗顔やクレンジングは、とにかく優しく行うことが美の秘訣です。
指に力を入れず、クレンジング剤や泡をクッションとして滑らすように、メイクや汚れを落としましょう。落としにくいメイクには、アイメイクやリップ専用のクレンジング(ポイントリムーバー)などを使用し、丁寧に落としましょう。

また、洗顔後のすすぎやタオルドライでも、肌を擦らないように注意して扱うようにしましょう。毎日の積み重ねがキレイへと導きますので、肌を育ててあげる気持ちで触れてあげてください。
>クレンジングのポイントは「こすらない」こと!アイテムの選び方は?

十分に保湿をする

保湿は健やかな肌をキープする要です。肌の乾燥を避けて、しっかり保湿をし、肌のバリア機能が正常に保つように努めましょう。保湿が不十分になると、肌のバリア機能が低下し、乾燥や紫外線、外的刺激などのダメージから肌を守ることができなくなってしまいます。そのため、肌トラブルを起こしやすい肌につながります。

肌は、体調や季節、環境によって乾燥を起こしやすいもの。いつもより乾燥を感じることが増えたら、保湿アイテムを追加したり変更してみたりして、肌の調子に合わせてアイテムを調整してみるのも一つの手です。
>肌のうるおいを守る保湿方法│乾燥を避けるべき理由とは?

ソイプロテインを適切な摂取方法で健康的な美しさを目指そう


ソイプロテインに限らず、さまざまな種類のプロテインの理想的な飲み方は、1日の間に定期的にたんぱく質を補給すること。健康的な美容に役立つ飲み方です。一度に大量に飲むと、体に利用されず、腸の悪玉菌のエサとなってしまい、肌荒れの原因となってしまい、胃腸に負担をかけることでニキビなどのトラブルにもつながりやすくなってしまいます。肌荒れのリスクを高めないよう、調整しながら続けていきたいですね。

そして、内側からだけではなく外側からも、体にやさしいケアを心がながら、プロテインを活用していきましょう!