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【美容賢者が語る、素髪力の高め方】美容ジャーナリスト・永富千晴さん

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世の女性の美しさを支え導く「美のプロフェッショナル」に、美の本質を語っていただく本企画。今回は美容ジャーナリスト・永富千晴さんに、髪が与える見た目への影響と、頭皮とストレスの関係性についてお話を伺いました。

今日の自分にフィットするメイクを見つける

美容を切り口に、イキイキとした女性のライフスタイルを提唱している永富さん。さまざまな角度から美を追求し、トレンド情報から一般女性のリアルな声まで取り入れた情報発信が人気を集めています。

今回はそんな永富さんに、日々の美容ルーティンを伺いました。

「2020年のパンデミックから3年の月日が流れる中で改めて気づかされたのは、お手入れやメイクをするのは『今の自分を知る』という確認作業のような意味合いが強いということ。とはいえ美容家ほどの努力はできておらず、本当にごくごく普通のことにはなりますが、運動はサボっても、スキンケアやメイクをすることはサボらず、パンデミック中も4週間に1度のフェイシャルエステには通い続けていました。
とくに自分の老いや変化というのは、身支度を整える時に気付かされることが多いんです。食べたもの、飲んだもの、睡眠の質が変わればコンディションも変わるので、『まぁ、今日のところはこれで良しとしよう』というところまで整えるだけで精一杯です。
自己満足かもしれませんが、眉毛の形や日々下がる口角、腫れぼったい目元に対して、どう色を使い、どう整えるのが今日の自分にフィットするのかを、日々自分なりに微調整しています」


「最近はエネルギーを高めてくれるパワーストーンを身につけるようになりました。天然石が持つナチュラルな色や輝き、模様がとても美しくて惹かれています。よく身につけているテティスのアクセサリーは『パワーストーンをもっとオシャレにつけてほしい』という願いから生まれたアクセサリーで、お手頃な価格も魅力です」

素髪力をつければヘアメイクやファッションを楽しむ選択肢が増える

以前とはものの見方が変わり、価値観が変わり。美容に関しても、「人にどう見られるか」というだけでなく「自分自身がどうありたいか」という意識が強く現れるようになってきました。

「年齢を重ねると、鏡を見るたび『もうこんな歳だし』とため息をつくことが増えます。とくに髪に関しては、『上手に隠す』というのがなかなか難しい。私も最近、分け目の毛量が少なくなって地肌が目立ちがちなこと、前髪の生え際の毛量が少なくなってきていることが気になっています。

髪の毛はもちろん眉毛やまつ毛もそうですが、形、毛質、色、毛量、自分に似合う『毛』の扱い方を見つけられたら鬼に金棒。第一印象を左右するのは毛だと思っています。そして、なりたいイメージに近づけるのも毛次第です。

女性も年齢を重ねていくと生え際が薄くなったり、後頭部が薄くなったり、さまざまな変化が見られます。逆にいうと、髪そのものに生命力を感じると、肌が多少シワっぽくても若々しく見えます。今はウィッグも進化してきているので、そういったアイテムを利用するのも一つの手ですが、若いうちから素髪力をつける努力をしていると、年齢にとらわれずいろいろなヘアメイクやファッションを楽しめる選択が増えると思いますよ」

頭皮は本来、ストレスケアにつながる場所

ちなみに永富さんはどのような頭皮ケアをなさっていますか?

「頭皮ケアは比較的若い頃から行なっていて、少しでも毛量を維持できるよう気をつけてきました。それでも年々ボリュームが減り、ハリコシがなくなってペタンとなってしまうので、今は育毛ケアや頭皮にいいとされるサプリメントなども摂取しています。
そもそも私は、髪と頭皮のケアは別ものと捉えています。頭皮は皮膚の一部なので、地肌ケアとしてマッサージをしたり、頭皮クレンジングしたり、アロマオイルなどでマッサージしたり。育毛ケアなどで地肌への活力ケアも忘れずに行います。

最近は穏やかなシャンプーが多く登場していますが、それでも洗いすぎだと感じることもしばしば。そういう時は、シャンプー剤を薄めて使ったりもします。もちろん神経質になりすぎず、『気持ちよく続けられる程度に』ですが。
というのも、ストレスは一番よくありません。それは心の健康のためだけでなく、髪にとっても同様なので、常に気持ちがいいと思えることを優先しています」

頭皮の状態がよくないと、髪本来の『毛髪力』が発揮できないだけでなく、頭皮のニオイやヘアカラーをした際に炎症など、髪トラブルを起こしやすくなります。ケアにおいても、肌同様、土壌である頭皮が清潔でふかふかしている状態でないと、抜け毛や白髪ケアなどどんなにいい商品を使っても、成分の浸透が半減してしまいます。

また、頭皮はストレスで赤みが出たり、円形脱毛になるなど、シグナルを発する機能でもあります。だからこそ、頭を撫でたりマッサージをすることの効果は計り知れず、子どもも大人も『いい子いい子』と頭を撫でられると、安心感を得られたり、眠くなったりしますよね。皮膚の一部として大切に扱ってあげることで、色々な疲れが取れるんだと思います毛髪は、今やファッション的、ルッキズム的な扱い方をされていますが、本来頭皮はもっと、ストレスケアにつながる場所なのではないでしょうか」

「Feel FreedomスカルプトニックME07」で、今を楽しみつつ美しく年齢を重ねる

そんな毎日の頭皮ケアにぜひ活用してほしいのが、ハリウッド化粧品の「Feel FreedomスカルプトニックME07」。ちなみに永富さんは、ハリウッド化粧品にどのようなイメージを持っていましたか? ハリウッド化粧品の商品を使ったことはありますか?

「私がこの業界に入るずっと前からメイ牛山さんはご活躍をされていて、ハリウッド化粧品もよく知っていました。例えば『まつ育』という言葉が生まれる前から、まつ毛ケアなどにも着目されており、私もまつ毛美容液は二つとも愛用していました。
育毛剤においてもロングセラー商品を生み出されていますよね。そんなハリウッド化粧品が満を辞して開発した新育毛ケアということで、使用する前からとてもワクワクしていました」

実際に使ってみた感想は?

「スッキリとした使い心地で、朝でも夜でもどんな時でも使いやすく、スタイリングの邪魔になりません。乾燥が気になる時期だけでなく、一年を通して使いやすいテクスチャーもいいですね。

また、デザインもとてもシンプルで、薬用育毛ケアをドレッサーや洗面所などに置いて置けるインテリア性もお気に入りです。産後のケアにもよさそうですし、シャンプーやトリートメント、香水、ボディケアなどと組み合わせても匂いが気にならず、ユニセックスな香りなので、カップルでも使いやすいと思いますよ。

最近はSNSなどで情報化が進み、ヘアカラーを楽しむ層が増えたり、ルッキズムの進化によって無理なダイエットをし、毛が痩せやすくなったり。新しいストレスが増えているなか、頭皮ダメージも以前より若年化している傾向があると思います。発毛促進と脱毛抑制、薄毛予防などのあらゆる頭皮の悩みに働きかけてくれる薬用育毛剤は、『今を楽しみつつ、年齢を重ねていきたい』という意識の高いユーザーに響く気がします」

最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

「人生において、今日が一番若く、10年、20年と年齢を重ねるごとに24時間が早く感じるようになります。しかし頭皮の変化や老いについては、残念ながら周りは指摘してくれません。それは『自分は自分でどうありたいのか』を考え始める年齢になってきたということ。だからこそ頭皮ケアは、『ん?これは……』と思った時がタイミング。『まだ早い?』と迷っているなら、まずは一本試してみて、そのあとのことはそこから考えるのでもいいのではないでしょうか。頭皮は面積も広いので、今気になる部分、将来的に気になりそうな部分だけ使って様子を見るのもいいと思いますよ」

Profileプロフィール
永富千晴/美容ジャーナリスト

美容ジャーナリスト。雑誌『&プレミアム』『ミモレ』『美的』『クロワッサン』『BAZAAR』『VOGUE』など、幅広いフィールドで美容情報を発信。ベストコスメ審査員としてもコメントを掲載している。2003年より、美容好きが集まるコミュニティ「club C.」を主催。メンバーには美容家やインフルエンサーなど、美容のプロとして活躍している人たちも多数。