正しいヘアケアとは?美髪をつくるシャンプーやドライヤーのポイント
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美容室でシャンプーやブローをしてもらった後に、「なんでこんなにキレイに仕上がるんだろう?
」と感動したことはありませんか?ドライヤーやシャンプーなどのアイテムの関係もありますが、プロはシャンプーの泡立て方やタオルドライの仕方、ドライヤーの使い方などの正しいステップができているからこそ、仕上がりが違います。
つまり、シャンプーやドライヤーを正しく行うだけで、髪は今より美しく変われるチャンスがあるということ。
今回は、シャンプーやドライヤーの正しいステップやポイントをまとめました。基本のやり方をマスターするだけで、美髪へと近づきます。今回の記事を参考に、普段の様子と照らし合わせてチェックしながら読み進めてみて下さい。
【正しいヘアケア】シャンプーの手順やポイント
シャンプーの役割は髪の汚れを落とすことと思われがちですが、一番の目的は「頭皮の汚れを落として、頭皮環境を清潔に整えること」です。ここでは、シャンプーの正しい手順や、気を付けたいポイントなどを詳しく解説します。
シャンプー前の準備
シャンプー前のブラッシングはとても重要な役割を果たしてくれます。
シャンプー前にブラッシングをすることで、髪に付着した汚れやほこりを軽く落として泡立ちを良くし、髪のほつれをほぐし「摩擦を減らす効果」があります。そして、シャンプー前は、ぬるま湯で十分に予洗いを行いましょう。この時のお湯の温度は、38度前後のぬるいと感じる温度で行うのがポイントです。あまり高温すぎると、皮脂を落とし過ぎてしまい乾燥などの原因となります。
シャンプーの手順
1.シャンプーは事前に泡立ててから頭皮や髪にのせる
2.指の腹を使って頭皮を動かすように、やさしく洗う
3. 洗浄成分が残らないようにしっかりとすすぐ
シャンプーのポイント
手に取ったシャンプーを直接頭皮に付けて泡立てていませんか?
シャンプーを直接頭皮に付けると、泡立ちが悪くなるうえに、洗浄力が高いため乾燥の原因となります。正しくは、シャンプーを手に取り、少量の水を加えて両手でこすり合わせるようにして少し泡立ててから、中間~毛先につけて泡立て、そこから頭皮を洗いましょう。頭皮を強くこすると肌トラブルの原因となるため、指の腹を使ってマッサージするように優しく洗うのがポイントです。
シャンプーの目安の量は、ショート〜ミディアムでは1プッシュ、ロングは2プッシュです。少なすぎると泡立ちが悪くなり摩擦でキューティクルを傷つける原因となるため注意しましょう。
そして、最後のすすぎは、シャンプーが残らないようにシャンプーの倍の時間をかけるようなイメージで、時間をかけて念入りにするのが頭皮のニオイを防ぐコツです。この時、シャワーヘッドを頭皮に当てるようにして、指の腹を使って優しくこするように流していきましょう。
【正しいヘアケア】ドライヤーの手順とポイント
誤った方法で乾かすと髪にダメージを与えることになるのがドライヤーです。美しい髪を保つためにも、今から説明する手順やポイントをマスターしましょう。
ドライヤー前の準備
濡れた髪は、キューティクルがふやけてダメージを受けやすい状態です。
そのため、入浴後濡れた髪をタオルでゴシゴシと擦るのはキューティクルが剥がれたり、傷ついたりといった、痛みの原因になるため、気を付けましょう。また、タオルドライを手抜きして、髪がべたべたの状態からドライヤーを始めるのもNG。温風を受ける時間が長くなり、乾燥してダメージの原因になります。
ダメージを抑えるタオルドライの方法は、まず、タオルを頭からかぶり、指の腹を使って頭皮の水分を取りましょう。続いて、中間~毛先に向かって髪同士をタオルで挟んで、優しく押さえるようにして水気を取りましょう。髪が傷む原因になるタオルドライは、わからなければ美容師さんのやり方を思い出し、お手本にすると摩擦を抑えられます。
そして、ドライヤーの際に熱から髪を守るためにも、洗い流さないタイプのトリートメントやヘアミルク、ヘアオイルなどを使用するのがおすすめです。濡れた髪は、キューティクルが開いた状態なので、美容成分が髪に浸透しやすくなります。軽い手触りのものから、しっとりとした手触りのものまで、仕上がりはさまざまなので好みのものを探してみましょう。
ドライヤーの手順
髪を洗ったあとは、できるだけ早いうちに乾かすのが美髪を作るポイントです。
正しい手順で乾かすことで、ドライヤーの時間が短縮されて、半乾きを防ぎ、髪に艶が生まれます。
1.1番最初は前髪を乾かす
前髪は他のパーツよりも早く乾くため、後回しにしているうちに乾いてきて、跡が付きやすくなります。髪の根元より先に前髪を優先させましょう。まずは、普段の毛流れと反対から風を当てて、大まかに乾いたらいつもの流れの方向に向かって乾かしましょう。毛穴から髪が立ち上がってキレイに仕上がります。
2.根元を中心に乾かす
前髪の後は、髪の根元を乾かしましょう。全体に温風が行きわたるように、根元にしっかり手を入れ、起こしながら、髪を動かします。髪を頭皮から話すようなイメージで行うのがコツです。
3. 半乾きになったら毛先のほうまで乾かす
7~8割乾いたら、ブラシを使ってブローをしましょう。完全に乾かしてしまう前に止めるのがポイントです。乾かし過ぎてしまうと、熱ダメージを受け水分が蒸発し、乾燥でパサつく原因となる可能性があります。ブローをする場合、このタイミングで行いましょう。
4.冷風を当てて仕上げる
最後は髪に冷風をあてて、キューティクルを引き締めて仕上げましょう。ドライヤーの冷風を髪に当てることで、髪に残った余熱や水分を除去することでき、髪が傷むのを予防できます。さらに、冷風によりキューティクルが閉じるため、髪のツヤが出て、手触りも滑らかに変化します。
ドライヤーのポイント
髪の表面温度が高温になると、キューティクルが変性し痛みや乾燥の原因となります。ドライヤーは髪から10~20cm程度離して使用し、同じ場所に長時間、温風を当て続けないように注意しましょう。
美しい髪をつくるために取り入れたい生活習慣
美髪を目指すなら、正しいシャンプーやドライヤーが大切という話をしてきました。ここでは、より美しくなるために取り入れたい、美髪に役立つ生活習慣を3つご紹介します。
外出前は紫外線対策をする
外出する際は、ヘア用のスプレータイプの日焼け止めを使い、帽子や日傘をフファッションに取り入れるようにしましょう。髪や頭皮も肌と同様に、紫外線のダメージを受けます。紫外線によってダメージを受けることで、ヘアカラーが色褪せ、枝毛やパサつきの原因となります。日常的に紫外線対策を習慣化することが美髪を保つ秘訣です。
保湿効果の高いヘアケアアイテムを使用する
ヘアオイル、ヘアミルク、ヘアミストなど、保湿や補修効果が得られアイテムを取り入れましょう。これらのアイテムを取り入れることで、髪の乾燥を防ぎ、まとまりやツヤを与える効果が期待できます。保湿成分の例としては、グリセリン、セラミド、アミノ酸系のものがおすすめです。
パサつきが気になる髪質の人にはヘアオイル、ダメージが気になる人にはヘアミルク、猫っ毛でボリューム感の少ない人にはヘアミストなど、髪質や髪の状態に合わせてピッタリのものを探してみて下さい。
また、シャンプーやヘアケアアイテムは使いすぎても逆効果なため、適量を使用するように注意しましょう。
頭皮マッサージを行う
美しい髪は、健康的な頭皮から作られます。
美しい髪の土台となる頭皮を健康に保つため、スカルプケアアイテムを取り入れて、マッサージを行うことで、頭皮のコリがほぐれ、血行を良くする効果が期待できます。
指の腹を使って、頭皮を柔らかくするようなイメージで、頭皮をほぐすといいでしょう。血行が良くなることで、頭皮に栄養が行き届きやすくなります。
「正しいシャンプーとドライヤーで艶やかな美髪を目指そう」
今回は、正しいシャンプーとドライヤーの方法やポイントをまとめました。
艶があり滑らかな指通りの美髪は、誰しも憧れますよね。美髪を目指すためには、日々のお手入れがとても大切。毎日の何気なく行っていたシャンプーやドライヤーを、ポイントを押さえながら丁寧に行うことで、艶やかな髪に近づくはずです。
まずは、記事を参考にヘアケアを見直してみましょう。