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髪の毛をサラサラにする方法|パサつきやうねりの原因

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風になびくようなキレイな髪は、男女問わず一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。

サラサラの美しい髪は、日々の積み重ねで作られます。ここでは、シャンプーを選ぶコツや、ヘアトリートメントの効果を上げる方法や、美髪を育むために意識したい生活習慣など、ホームケアで今日からすぐに取り入れられる方法を具体的にご紹介します。すべてを実践できなくても、髪への意識を変えて扱い方を変えることで変化を感じられるかもしれません。

今回の記事を参考に、羨ましがられるようなサラサラの髪の毛を目指しましょう。

髪の毛がサラサラになりにくい主な原因

髪がごわついたり絡まったりという髪トラブル。
「サラサラになりたいのにどうして?原因はなに?」と考えたことはありませんか。その原因は、髪質などにもよりますが、ここでは共通している要因についてお話しします。

キューティクルへのダメージ

キューティクルとは、髪の毛の表面を覆って、内部のたんぱく質や水分を守っている層のことです。キューティクルは、うろこ状の構造になっていて、熱や紫外線、摩擦など外部からの刺激に弱く、洗髪後など髪が濡れた状態でいると剥がれて落ちやすくなります。カラーリングやブリーチ、毎日の高温でのヘアアイロン、洗髪後の自然乾燥を繰り返すことで、キューティクルが剥がれ、パサつき、広がり、うねりなどにつながりやすい髪になります。

毛穴の汚れ

皮脂や汚れによって毛穴が詰まると髪の毛の成長が阻まれやすくなります。シャンプーの泡立てが甘かったり、すすぎ残しなどがあると、毛穴に皮脂や汚れが残ってしまいます。そのように、髪にとって劣悪な状態が続くことで、十分な水分や栄養が届なくなり、その結果、パサつきや切れ毛を引き起こす原因となる可能性があります。


髪の毛をサラサラにする方法【ヘアケア】

ここからは、実際に自宅で試せるヘアケアの方法をご紹介します。
シャンプー前のひと手間、トリートメントの効果を上げるコツ、頭皮マッサージを簡単にするためのアイテムなど毎日のケアに取り入れやすい方法ですので、是非今晩からやってみましょう。

保湿成分が含まれているシャンプーを使用する

乾燥も髪には避けたい要因の一つです。
髪が乾燥する要因は、傷みや紫外線などいくつかありますが、洗浄力の高いシャンプーも髪を乾燥させる原因となります。男性よりも皮脂量が少ない女性の場合には、マイルドな洗い心地のものを選んだり、保湿成分が配合されているものが髪の乾燥を防ぎやすくおすすめです。うるおいのある髪は、指通りがなめらかになりやすくサラサラ感のある美髪に見えます。

そして、シャンプーの前には、髪を濡らす前にブラッシングをして頭皮の汚れを浮かせ、髪の絡まりをほぐしておきましょう。次に、頭皮や髪に付着した汚れをシャワーでしっかりと予洗いして落としておくことで、シャンプーの泡立ちもよくなり、摩擦を軽減し、使うシャンプーの量も少なく済みます。

ヘアオイルなどで髪の毛を保護する

ヘアオイルは、髪の毛の水分や油分を補い、髪の毛の表面をコーティングすることでキューティクルを守り、
熱ダメージなどから髪の毛を保護する役割があります。

入浴後に濡れた髪に使うタイプや、アイロンなどのヘアセットの前に使うタイプ、またはその両方の場面で使用できるタイプのものまで様々です。テクスチャーや香りなども幅広く販売されているので、髪質に合うものを選んで取り入れてみましょう。どれを選んだらいいかわからない場合には、サロンにいった際にプロに聞いてみると、自分に合ったものを探しやすいでしょう。

トリートメントにひと手間かける

トリートメントは、適当に塗布するだけではもったいないです。
是非、髪の1本1本に行き渡るような工夫をして効果を高めるような使い方をしてみましょう。

【効果を上げるトリートメント方法】
1.シャンプー後は髪の水分を軽くきる
2.パサ付きの気になる毛先を中心にトリートメントを塗布する
3.手ぐしでコーミングするように全体に行き渡らせる
4.両手で挟んで成分を浸透させる
5.素麺の束ほどの量の髪を束にして取り、指で軽く揉み込む
6.目の粗いコームで髪全体をとかす
7.濡れタオルで髪を巻いて2~3分ほど蒸しタオルをする
8.トリートメントが残らないように丁寧にすすぐ

浴室から出たら、できるだけ早く髪を乾かすようにしましょう。自然乾燥は、パサパサ髪になるためNGです。髪の根元から毛流れに沿って温風と冷風を交互に当てて乾かすとキューティクルが整ってつるんとした髪になります。

頭皮マッサージをする

前項でも述べましたが、血行不良は、発毛の妨げとなります。
定期的にマッサージを行うことで、血行が良くなり、頭部の緊張がほぐれリラックス効果が期待でき、頭皮環境の改善も期待できます。頭皮のマッサージが難しいという場合には、頭皮用のマッサージ機器を使うと、とかすだけで簡単にマッサージ効果を得ることができます。または、美容院やエステサロンなどで、ヘッドマッサージを受けるのも良いでしょう。

頭皮ケアも毛髪のためには大いに有効です。薬用成分の入った、スカルプケアアイテムや薬用シャンプーなども相乗作用が期待できるでしょう。


髪の毛の紫外線対策をする

直接、髪が紫外線を浴びないように努力することも大切です。
紫外線対策には、UVカット機能付きの帽子や日傘などが有効です。また、髪用の日焼け止めもスプレー式のタイプなど髪に使いやすいような工夫がされていて日常使いしやすく、種類も充実してきているため是非探してみましょう。

髪の毛をサラサラにする方法【生活習慣】

髪の毛をサラサラにするためには、ヘアケアだけでは不十分です。
髪を美しく保っている人たちは、日ごろの生活習慣から健康を意識しています。質の良い睡眠、ストレスと上手く付き合う工夫、体が喜ぶ食生活など、体の健康を保つ生活習慣を実践しましょう。

夜更かしを避ける

美髪のためには、睡眠不足は大敵です。
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が減少し、頭皮の細胞や毛母細胞の成長が鈍ります。その結果、髪のトラブルが増加する可能性があります。

睡眠は長く寝ればいいというわけではなく、「質」が大切です。時間が長くても眠りが浅く何度も目を覚ましてしまうような状態では、体も休まりませんし、成長ホルモンの分泌も滞ります。反対に、上質な睡眠がとれると、体内リズムも整いやすくなり、美容や健康のメリットの他に、仕事の効率アップなどの相乗効果も生まれてきます。
睡眠の質に自信がないという人は、以下を試してみて下さい。

・就寝の1時間半前に入浴する。
・就寝の2時間前までに食事を済ませる。
・夕方にストレッチやヨガなどで筋肉をリラックスさせる。
・就寝時間と起床時間はできるだけ一定にする。
・15時以降のコーヒー(カフェイン飲料)は避ける。
・布団の中では何もしない(読書や音楽を聴くなどもNG)。
・就寝前にスマートフォンやPCの操作を避ける。
・アルコールは適度な量にする。
・朝起きたら朝日を浴びる。

これらすべてを完璧にこなすのは難しいと思いますが、「寝付きが悪い」という人は、自分に最適な就寝方法を見つけるためにも一通り試してみるのが良いでしょう。

お気に入りのリラックス方法を見つける

睡眠の乱れにも通ずるところがありますが、ストレスも美髪の妨げとなります。
ストレスが溜まると、体や心に様々な不調をきたしますが、交感神経が過剰に働くことで、血管が収縮し、血流が悪くなったり、モルモンが乱れたりすることにより、髪の成長サイクルが乱れる原因となります。

現代人は忙しく、心に余裕が持てない人が多いように思いますが、ときには好きなことをしてリラックスする時間を設けることで、気持ちも安定しやすくなりますよ。本当に気持ちに余裕のない人は、何が好きで、何がリラックスできることなのかがわからないこともありますが、そんな場合には、まずは自分が「嫌なことを減らす」のが実行しやすいかもしれません。たまには「完璧」や「いつも通り」じゃなくてもいいやと、心を楽にしてあげましょう。

好きなことやリラックス法がわかる人は、1日のうちで数分単位からでも、自分のための時間を作るのが良いかもしれません。好きな花を買ってみる、好みのアートを飾る、心地よいストレッチをする、好きなことを勉強するなど、心を緩める時間を見つけてストレス軽減に努めていきましょう。

栄養を十分に摂る

栄養が偏った食生活を続けていると、栄養素が不足し、髪や頭皮まで十分な栄養が届きにくくなり、髪もツヤやコシがなくなります。

美髪を目指すなら、まずは髪の主成分となるケラチンを作るうえで、タンパク質の摂取は必須です。魚や肉、卵、大豆製品などを積極的に摂りましょう。目標は、1日当たり体重×1gのタンパク質を摂取すること。たとえば、体重50㎏の人であれば約50gのタンパク質量が理想です。しかし、毎日の食事の中で、理想の量を毎日取り続けるのは意外と難しいですよね。そんな時は、プロテインを取り入れることで無理なくタンパク質が補えます。

そして、ビタミンやミネラルなども健やかで美しい髪を作るうえで欠かせない栄養素です。ビタミンA、C、E、B群や鉄、亜鉛、銅など。特に、ビタミンB群は、体内に入ってきたタンパク質をアミノ酸に分解する働きを担うなど、ケラチンの合成に関りが深い栄養素といわれており、髪や肌を健やかに保つために重要な働きをしています。

反対に、砂糖や油分の多い食べ物は、摂りすぎると美髪の妨げとなるため、お菓子やファーストフードなどの摂りすぎには注意しましょう。

「これさえ食べていれば美髪になれる!」というようなスーパー食材は残念ながら存在しません。やはり、食事のバランスが大切です。基本は、自炊で一汁三菜の食事を意識すること。外食する際は、主食・主菜・副菜などの栄養バランスを考えて注文を組むよう意識しましょう。

「へアケアと生活習慣を意識して憧れのサラサラ美髪を目指しましょう」


髪は、「気品」や「清潔感」を演出するために大切なパーツです。
体全体を見ても、面積が大きいパーツで動きがあるため、人からの視線を集めやすい傾向にあります。ヘアサロンの施術を受けると髪は美しくなりますが、頻繁に通うのは難しいというのが現実ではないでしょうか。

遺伝的な要素もありますが、日ごろの努力を積み重ねることで、美しい髪を手に入れることも可能です。シャンプ―やトリートメントなど外側からのケアと同時に、食事や睡眠、ストレスケアといったインナーケアを同時に行うことによって効果を高めることができるため、今回ご紹介した内容を参考に、憧れのサラサラヘアを目指しましょう。