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酵素洗顔を使用する頻度はどのくらい?肌タイプ別の目安

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古い角質などのタンパク質や、皮脂を分解して、肌をクリアな状態に整える手助けをしてくれる「酵素」
一度でも使ったことのある人は、その得られる実感から手放せなくなっているのではないでしょうか?

特に、酵素洗顔はスキンケアに手軽にとり入れられて、毛穴汚れやザラつきにアプローチし、透明感や肌をなめらかにするサポートをしてくれる頼もしいアイテムです。ですが、やり過ぎは厳禁!適度な使用頻度を守らないと肌への刺激となってしまう場合もあります。

ここでは、基本となる使用頻度や、肌質別に目安としてもらうといい使用頻度などのお話をさせていただきます。

酵素洗顔の働きと期待できるケア

美肌ケアとして人気がある酵素洗顔。
通常の洗顔だけでは物足りなさを感じたり、ゴワつきや毛穴の詰まりなどの肌悩みを感じた時こそ、酵素洗顔の出番です。ここでは酵素洗顔によってもたらされるメリットについてお話しします。

酵素洗顔の働き

酵素洗顔は、酵素の働きを利用して、肌の角質や皮脂を落としてくれるアイテムです。
酵素の働きによって、クレンジングや普通の洗顔料では落としきれない汚れを落とす効果が期待できます。

化粧品に使われることが多い酵素として有名なものは、タンパク質分解酵素と呼ばれる、古くなった角質などのタンパク質を分解する働きのあるプロテアーゼや、脂肪分解酵素と呼ばれる、皮脂を分解する働きのあるリパーゼなどがあります。どちらか一方だけ配合されているものや、両方とも配合されているものなど、アイテムによって個性があります。自分が欲しい効果を考えて選ぶようにしましょう。

酵素洗顔で期待できるケア

・毛穴の黒ずみケア
タンパク質分解酵素が配合された酵素洗顔は、タンパク質が分解されるため黒ずみが目立つ小鼻などの毛穴ケアが期待できます。
※ 汚れや古い角質による

毛穴に詰まった汚れは、放っておくとポツポツと目立つ角栓となることが多く、その角栓の約70%はタンパク質で構成される角質でできています。そのため、タンパク質を分解して洗い流す作用のある、酵素洗顔は毛穴ケアとしてとても効果的です。

・肌トーンのケア
酵素洗顔は古い角質を除去しターンオーバー※のサイクルをサポートして、透明感※1のあるクリアな肌が期待できます。

ターンオーバー※2のサイクルが乱れ、古い角質が肌の上に蓄積すると、肌はくすみ※3顔のトーンが暗い印象になります。くすみ※3は老け見えさせる原因にもなるため、酵素洗顔を定期的に取り入れて古い角質を除去し、若見え肌を目指しましょう。
※1 古い角質や余計な皮脂が取り除かれた状態のこと
※2 肌のターンオーバーは古くなった角質が剥がれ落ちて、新しい角質に変わること
※3 古い角質が残った状態

酵素洗顔の頻度と使用時のポイント

酵素洗顔は、絞り出すクリーム状になっているタイプや、ボトルに入ったパウダー状のタイプ、個包装タイプなど様々な種類のものがあります。商品によって使い方や、使用頻度の目安は異なるため、それぞれ確認が必要です。今回は一般的な目安となる使用頻度と使用した後のケアについてお話しします。

酵素洗顔の頻度の目安

酵素洗顔は、基本的に1週間に1~2回が使用頻度の目安とされています。
ですが、巡りのサイクルが乱れている時や、脂性肌の場合など、肌タイプや肌の状態によっては、1週間に2回以上使うこともOKです。また、酵素洗顔の中には毎日使えるタイプのものもあります。パッケージを見ると、目安となる使用頻度が書かれているので、必ず確認してから使うようにしましょう。

酵素洗顔は、つるっとした手触りの良さに何度も使いたくなってしまいますが、使用頻度が多い場合、必要以上に角質や皮脂を落としてしまい、かえって肌に負担を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。酵素洗顔を初めて使う場合には、肌の様子を見るためにも、1週間に1回程度から始めていくのがお勧めです。

商品ごとに決められている使用頻度を守り、自分に合った頻度で酵素洗顔をすることが大切です。

酵素洗顔を使用する際のポイント

酵素洗顔後の肌は、保湿ケアを行いましょう。
酵素洗顔をした後の肌は、今まで肌表面を覆っていた角質や皮脂が取り除かれ、いつも以上に乾燥しやすい状態となっています。美容液や化粧水、乳液、クリームを使って、肌に潤いを与えてあげましょう。

お勧めは、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミド、スクワラン、ホホバ種子油などの保湿成分が配合されたアイテム。酵素洗顔をした後の肌は、肌に残っていた余計なものが取り除かれて浸透※4がよくなっているため、スキンケアアイテムをたっぷりと使ってしっかりとお肌をいたわりましょう。
※4 角層まで

また、デリケートな状態の肌を守るためにも日焼け止めを塗るなど、しっかりと紫外線対策をしてお肌を守ることも大切です。


酵素洗顔の肌タイプ別頻度の目安

ここでは、肌タイプ別に酵素洗顔の使用頻度についてご紹介します。
前項でもお話ししましたが、酵素洗顔のお勧め使用頻度は商品によって様々です。毎日使ってもOKという洗浄力がマイルドなアイテムもあります。その場合は、肌に異常がなければ毎日使っても大丈夫です。

今回ご紹介するのは、スペシャルケアという位置付けで、週に数回の使用目安が設けられているタイプの酵素洗顔の使用頻度をまとめました。参考にしてみて下さい。

【普通肌タイプ】の頻度の目安

普通肌タイプの方の酵素洗顔の使用頻度は1週間に1回~2回程度が目安です。
普通肌は水分と油分のバランスが整っており、バリア機能が正常に働いているため肌トラブルが起きにくい肌といわれています。ですが、やり過ぎは禁物です。使用回数は、多くても1週間に3回~4回程度に留めるようにしましょう。

【乾燥肌タイプ】の頻度の目安

乾燥が気になる肌の方は、1週間に1回~2回程度が目安です。
乾燥肌は、肌の水分と油分のどちらも不足している状態の肌のことです。そして、乾燥肌が進むと肌は敏感に傾くため、肌の状態を確かめながら行うようにしましょう。

【敏感肌タイプ】の頻度の目安

敏感肌の方の酵素洗顔の使用頻度は1週間に1回もしくは2週間に1回程度が目安です。
敏感肌は、乾燥肌よりもさらに肌の水分や油分が不足しており、肌を守るバリア機能が低下している状態です。バリア機能の低下により、水分保持が難しく、外からの刺激も受けやすいので、刺激を与え過ぎないよう、少ない頻度から試して使っていきましょう。

【混合肌タイプ】の頻度の目安

混合肌の方は、肌の場所ごとに酵素洗顔の頻度を変えるのがおすすめです。
たとえば、皮脂が多くなりやすいTゾーンは1週間に2回~3回程度。頬や顎まわりは乾燥しやすいため1週間に1回~2回程度を目安にするといいでしょう。

肌の場所によって水分と油分のバランスが異なる混合肌は、パーツごとにケア方法を分けて考えて行うことが大切です。

【脂性肌タイプ】の頻度の目安

脂性肌の方も、基本的には1週間に2回程度が目安です。
脂性肌は、肌の油分が多く分泌されている状態です。スッキリとした実感がもてる酵素洗顔は、皮脂分必が多くべたつきが気になる方だと、週に何度も行いたくなりますが、多くても1週間に3回~4回程度の使用に留めておくのがいいでしょう。


「適切な使用頻度が大切!酵素洗顔を使って見違えるような美肌に!」


酵素洗顔は、通常の洗顔やクレンジングだけでは落としきれない古い角質や皮脂などを分解して取り除いてくれるため、キメが整いツルツルで透明感※1のある美しい肌が目指せます。

しかし、やり過ぎるといつも以上に乾燥してしまったり、バリア機能を低下させてしまったりと、肌への負担となってします。何事もやり過ぎは禁物です。「逆に肌の負担になった」なんてことを防ぐために適度に取り入れていきましょう。

毎日使えるというタイプの酵素洗顔でなければ、週に1~2回を目安に使っていくといいでしょう。慣れてきたら、肌質や肌の状態に合わせて使用頻度を少し減らしたり、増やしたりと自分の肌をチェックしながら調整してみて下さい。

酵素洗顔を正しくスキンケアに取り入れて、見違えるような美肌を目指しましょう。
※1 古い角質や余計な皮脂が取り除かれた状態のこと





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