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酵素洗顔はどのような効果がある?スキンケアのポイント

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丁寧なスキンケアを行っていても、季節の変わり目やちょっとした体調の変化で、肌がゴワゴワしたり、ザラつきを感じたりすることはありませんか?この肌状態は、メイクのりも悪くなってしまうことも…。そんなときは、「酵素洗顔」が効果的。

酵素には、タンパク質に作用するプロテアーゼやパパイン酵素、ブロメライン、皮脂に作用するリパーゼなど、色々な特徴を持つものがあり、通常の洗顔料では落とし切れない、古い角質や余分な皮脂に効果的にアプローチできます。その為、ツルツル、ふんわり肌を目指したい人にピッタリなアイテムです。

今回は、酵素洗顔の効果について、徹底解説。「酵素洗顔って、自分の肌に合うの?」「どのくらいの頻度で使えばいいの?」そんな素朴な疑問も一緒に解き明かしていきましょう。酵素の力をあなたのスキンケアに取り入れて、肌本来のハリとツヤを導く参考にしてくださいね。

酵素洗顔に期待できる効果は?

酵素洗顔では、主に4つの効果が期待できます。もし肌悩みに当てはまるものがあったら、酵素の力を借りてみるのも良いかもしれません。

肌のトーンが明るい印象になる

古い角質が剥がれると、肌がトーンアップ※¹した印象になります。くすんだ印象※²とは、排出が滞った古い角質によるくすみの膜が覆っているようなもの。これは、乾燥や新陳代謝の低下などによって、ターンオーバーのサイクルが乱れ、角質が厚くなることで生じやすくなります。古い角質は、肌から剝がれづらい場合もあり、普段のクレンジングや洗顔料では、落とし切れないことがあります。

酵素には、たんぱく質を分解する力があるため、クレンジングや泡での洗顔では落とし切れなかった、古い角質や汚れを効果的に取り除くことができます。それにより、透明※¹感のある肌へと導くことができます。
※¹洗顔により皮脂や汚れが落ちて肌が整ったことによる
※²ターンオーバーが乱れて角質が厚くなった状態にみえる印象のこと

肌がなめらかな触り心地になる

酵素洗顔によって、古い角質が取り除かれると、肌がなめらかでつるんとした肌触りに近づきます。古い角質は、肌に残るほど、角質層が厚くなってゴワつく場合があるので、効果的に落とすことでやわらかい肌へと導くことができます。

また、古い角質を落とした肌は、化粧水などの肌なじみが良くなり、美容成分が角層までスムーズに浸透し行き届くようになります。

毛穴が目立ちにくくなる

酵素洗顔で洗うと、毛穴ケアに効果的で、毛穴が目立ちにくい印象が得られます。鼻やTゾーン、顎などがプツプツや黒ずみで、気になることはありませんか?毛穴が目立ってしまう原因は、皮脂と古い角質や汚れなどが、毛穴に詰まってしまい角栓ができてしまうためだからです。
角栓は、通常の泡洗顔だけでは取り除くことが難しく、オイルクレンジングで浮かし出すことを念入りに行うことが一般的です。

ところが、酵素洗顔では、皮脂とたんぱく質の分解に優れた酵素が配合されていることで、「分解して溶かし出す」ことができるため、より効果的に汚れの排除が可能になります。

ニキビを予防する

酵素洗顔は、ニキビ予防にも期待できます。
ニキビは、皮脂の過剰分泌や古い角質が毛穴に詰まり、炎症を起こすことで生じますが、酵素はこれらの皮脂や角質を分解し、汚れを効果的に洗い流す働きをするものもあります。また、脂性肌にみられる、余分な皮脂も落としてくれるので、結果として、毛穴が目立ちにくく汚れも詰まりにくい、引き締まった肌へ導くことができるため、ニキビのできにくい健やかな肌へと導くことが期待できます。

酵素洗顔の基本的な使い方

酵素洗顔の使い方を5つのステップでご紹介していきます。
酵素洗顔は、アイテムによって異なることがあるため、ここでは基本的な使い方を説明しています。実際に使用する際には、使用する酵素洗顔の説明書きに従ってご使用ください。正しい手順を踏んで使うことで、酵素の効果を美肌へ活かしていきましょう。

Step1. クレンジングでメイク汚れを落とす

一般的に酵素洗顔は、通常の洗顔と同じ方法で使用します。メイクをしている場合には、酵素洗顔の前に、クレンジングでメイクを落としておきます。

Step2. 酵素洗顔をしっかり泡立てる

肌との摩擦を減らすために、洗顔はしっかり泡を立てることがポイントです。難しさを感じる場合は、泡立てネットを使うと上手にもこもこした泡を作ることができるので、活用してみてください。顔と手を十分に濡らしたら、次のように泡立ててみましょう。

【フォームタイプ】
1.塗れた手にフォームを適量出し、手で乳化するように手のひら全体に伸ばします。(手を洗う時のようにすり合わせると早くできます)
2.気持ち多めかなと思えるぬるま湯の量を手になじませ、空気を含むように手のひらでふんわりと泡を立てていきます。

【パウダータイプ】
1.濡れた手にパウダーを出します。
2.少量のぬるま湯をパウダーになじませます。
3.クルクルと空気を含ませるようにする。
4.2と3を数回繰り返していきます。
慣れるまでは、水の量は少量からはじめてみてください。

Step3. 肌をこすらずに優しく洗う

泡ができたら、肌に直接手が触れないように、やさしく泡をコロコロと転がすように、顔全体を洗っていきます。
目の周りや小鼻など、くぼみがある部分は、指の腹を使って、泡がしっかり行き届くように角度を変えて転がします。

洗顔は、乾燥にもつながるので、時間をかけ過ぎないことも大切です。手早く丁寧に30秒以内を目安に洗うようにしましょう。

Step4. ぬるま湯で洗い流す

熱すぎるお湯や冬の冷たい水で洗うと、肌に負担がかかったり、皮脂が冷えて落ちにくくなる場合もあります。洗顔をする時の水の温度は、ぬるま湯が最適。肌の温度に近い32~34度くらいのほんわりと温かい温度で、しっかりと洗顔料を洗い流しましょう。すすぎは30回くらいが目安です。

すすぎの仕上げに32度より少し低めの温度で、肌表面を冷やすと、一時的な肌の引き締め効果も期待できます。

すすぎの最後は、タオルでこすらないように気をつけ、水分を吸い取るように、軽く抑えて拭きます。

Step5. 保湿ケアをする

酵素洗顔で洗った後は、古い角質や皮脂が良く落ちるため、普段以上に保湿を十分に行いましょう。酵素洗顔を使用した際には、肌のうるおいを逃がさないように入念なスキンケアを心がけることをおすすめします。基本のスキンケアのステップは、以下の通りです。
1.美容液
2.化粧水
3.乳液やクリーム


酵素洗顔を取り入れたスキンケアのポイント

酵素洗顔では、どのようなポイントに気をつけて使用していくと良いのでしょうか?大きく3つのポイントに分けて解説していきます。

肌の悩みに合ったアイテムを選ぶ

酵素洗顔は種類も豊富にあります。主に配合されている酵素成分によって、ベタつきやテカリに特化した酵素洗顔や古い角質の除去、毛穴の角栓ケア向けにつくられたアイテム、マイルドな洗い心地のアミノ酸系、保湿成分が配合されているのもなどさまざま。自分に合った最適な酵素洗顔と出会うには、いくつかの種類を試して、効果や使い心地を見ながら選ぶと良いでしょう。

使用頻度を守る

肌は、角質や皮脂により「肌のバリア機能」として、乾燥を防いだり、外的刺激や老廃物などの異物の侵入を防ぐ役割を持っています。そのため、角質や皮脂を過剰に除去し過ぎると、肌荒れなどの肌トラブルを招く可能性もあるので、適切な使用頻度を守る必要があります。

使用頻度の目安は、週に1回から2回程度ですが、パッケージの説明書きにある使用頻度の記載を確認してみてください。酵素洗顔の種類によっては、肌にマイルドな効果で、毎日使えるアイテムもあるので、目的に合わせて使い分けていくと良いでしょう。

酵素洗顔後は保湿をする

酵素洗顔に限らず、洗顔後は肌のバリア機能が一時的に低下しやすいため、水分が蒸発しやすい状態です。バリア機能は、「皮脂膜」「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」の3つの要素で構成されていて、水分の蒸発を防いでいますが、酵素洗顔によって洗い流されることも多く、肌の乾燥に注意が必要です。

肌の乾燥を効果的に防ぐためには、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの保湿効果が高い成分が配合されているものや、ホホバオイルなどの油膜をはる成分が配合されているアイテムを使い十分に保湿ケアを行いましょう。
>「洗顔後に肌が乾燥する理由と保湿ケアのポイント」はこちら

酵素洗顔効果でツルツルふんわり素肌を手に入れましょう

酵素洗顔は、普段のお手入れでは十分にできなかった角質ケアや角栓ケアへ、積極的にアプローチができるという特性があります。「分解する」という性質から、比較的肌にやさしく角質・角栓ケアが行えるのも嬉しいポイント。スキンケアの工程を増やすことなく、洗顔をしながらキレイになれるのも手間がかからず、忙しい方にもピッタリ。肌のゴワつきやザラつき、気になる毛穴汚れも、毎日のお手入れでツルツル肌へと導くことができます。

正しい使い方や使用頻度を守って、酵素洗顔のメリットを生かして輝く美肌を手に入れていきましょう。




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