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肌のターンオーバーを整える大切さ|乱れる原因と取り入れたい習慣

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私達の肌はターンオーバーが正常に行われることで健やかな状態に保たれています。しかし、ターンオーバーが乱れることで、さまざまな肌トラブルが起こってしまいます。特に、大人の肌はターンオーバーが乱れやすい状態にあるため、整えるために意識をすることが大切です。
ここでは、「ターンオーバーとは何なのか?」「肌の内部ではどんなことが起きているのか?」について解説しています。また、ターンオーバーが乱れる原因や整えるための習慣などをご紹介します。

肌のターンオーバーを整える理由

ターンオーバーの仕組みや、乱れることで起こる肌トラブルについてお話しします。美肌を育むために重要なターンオーバーですが、正しい知識を持っている方は少ないのではないでしょうか?そのメカニズムを理解して、正しい知識を身に付けることは、美肌を目指すために役立ちます。ここでは、ターンオーバーの仕組みや乱れると肌にどのような影響が出るのかをご紹介します。

肌のターンオーバーとは

ターンオーバーとは、表皮の古い細胞から新しい細胞へ生まれ変わる仕組みのことです。つまり、肌サイクル(新陳代謝)のことで、ターンオーバーが正常に行われることで、健康な肌を維持することができます。
20代の健康な肌の場合、正常なサイクルは約28日間ほどですが、年齢を重ねるごとに周期が長くなる傾向があります。30~40代では40~45日、60代では20代の3倍以上の100日前後がかかるといわれています。

肌表面の組織であり、ターンオーバーが起きる表皮は、約0.2㎜の厚さ(サランラップほど)で、上から順に「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」で構成されています。一番下の基底層で新しい細胞が生まれ、成長しながら少しずつ上へ移動し、約14日後に一番上の角層に到着します。角層に到着した細胞は、約14日間皮膚を保護するために働き、役目を終えると垢となって剥がれ落ちます。このサイクルがターンオーバーです。

ターンオーバー整えたほうが良い理由

肌はターンオーバーによって、健やかな状態を保っています。ターンオーバーの周期が乱れるとバリア機能が低下し、紫外線や乾燥、空気中の雑菌などといった外部刺激によって、様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。また、ターンオーバーの速度は、早すぎても遅すぎてもよくありません。ターンオーバーの乱れは大きく分けると2パターン存在します。

①周期が遅くなる

古い皮膚が剥がれ落ちずに肌にとどまることで、皮膚が厚くなる『角質肥厚』という現象がおこります。これにより、肌のゴワつき、化粧ノリが悪い、顔色がくすむ、など老け見えしやすくなります。また、黒ずみの原因となるメラニンが溜まりやすくなり、しみやそばかす、シワができる原因になります。

②周期が早くなる

新しい皮膚の細胞が未成熟のまま肌表面に現れる『不全角化』が起こりやすくなります。これにより、毛穴の目立ち、角栓が目立つようになります。ターンオーバーの周期が早い肌は、毛穴に皮脂が溜まりやすく、そこでアクネ菌が増殖し炎症を起こすことでニキビの原因になります。

肌のターンオーバーを整えるために注意したいポイント

肌のターンオーバーが乱れる原因や、整えるために注意したいポイントを解説します。ターンオーバーの乱れる原因は年齢だけではありません。健やかな肌を保つためには、ターンオーバーが乱れさせないよう意識した生活を送ることが重要です。ここでは、ターンオーバーを整えるために注意したい3つのポイントについてご紹介します。

紫外線・乾燥

紫外線を過度に浴びると、肌細胞の核がダメージを受けます。すると、肌は急いで修復しようとする防衛機能が働き、ターンオーバーを早めてしまいます。その結果、未熟な細胞が多く作られる不全角化が起こることで、バリア機能が低下してしまいます。乾燥によるダメージも、肌内部を守ろうとする機能が働くため、紫外線ダメージと同様にターンオーバーを早める原因となります。日常的に日焼け止めを塗る習慣を身につけ、外出時には帽子や日傘などで紫外線対策を行いましょう。また、肌を乾燥させないよう保湿中心のスキンケアを心掛けて肌を守りましょう。

睡眠不足

睡眠不足もターンオーバーを低下させる原因の一つです。睡眠中に分泌されている成長ホルモンは、代謝や細胞の修復と深い関りがあります。眠りが浅かったり、寝不足が続いたりすることで、この成長ホルモンの分泌量は低下し、ターンオーバーの周期が乱れる原因となります。睡眠は、寝る時間よりも、熟睡できているかどうかが重要です。成長ホルモンは、眠りはじめの約3時間の眠りが深いときに、最も分泌量が増えるといわれています。就寝前にスマートフォンを見ないようにする、就寝前の水分補給はカフェインレスの飲み物にする、カモミールやラベンダーなどの気持ちを落ち着かせる効果のある香りで部屋を満たす、お気に入りの寝具に変えるなど、睡眠の質が上がるような環境を整えることでターンオーバーの正常化をサポートできます。

栄養不足

外食続きによる栄養の偏りや、過度な食事制限などは肌細胞が飢餓状態に。その結果、ターンオーバーのエネルギーが不足し、肌サイクルが乱れる原因となります。ターンオーバーを整えるために積極的に摂りたい成分は、タンパク質、ビタミンB6、ビタミンCです。それぞれを多く含む食材としては以下のものがあります。

〇タンパク質
卵、肉、魚など
〇ビタミンB6
玄米、マグロ、カツオ、バナナなど
〇ビタミンC
レモン、ブロッコリー、苺など

バランスのよい食生活を心掛け、肌細胞に栄養を与えることでターンオーバーの乱れを改善することに繋がります。食事から取り入れるのが理想的ですが、難しい場合にはサプリメントや健康食品をうまく活用するとよいでしょう。

ターンオーバーを整えるために取り入れたい習慣

ターンオーバーを整えるために取り入れたい2つの習慣についてお話しします。ターンオーバーを整えて上向きな肌を目指すなら、正しい保湿ケアやストレスケアなども見直す必要があります。見直した後、習慣として生活に取り入れてしまえば、自然とターンオーバーを整えることに繋がります。

うるおいが持続するように保湿する

正常なターンオーバーをさまたげる原因の一つに「乾燥」があげられます。つまり、肌を乾燥させないような保湿ケアを実践することが大切です。基本の保湿ケアで、肌の水分を逃がさないようなスキンケアを行いましょう。ここでいう基本の保湿ケアとは、取り除く→与える→守る の3stepです。まず、クレンジングや洗顔でその日の汚れをきちんと取り除き、化粧水や美容液で水分や栄養を与え補います。そして、油分の多い乳液やクリームで肌の表面にフタをし、肌の水分を持続させます。肌質に関係なく、この流れはスキンケアの基本です。水分と油分のどちらもバランスよく取り入れましょう。また、うるおい成分が多く配合されたアイテムを選ぶなど、水分を逃がさないような工夫をすることもポイントです。

ストレスを溜め込まない

ターンオーバーを正常に保つには、ストレスケアも重要です。ストレスを抱えこむと、成長ホルモンが上手く分泌されなくなり、新陳代謝が下がることで細胞の成長が遅くなるため、結果としてターンオーバーの周期が伸びる原因となります。現代人は、SNSの発達によって情報過多となっており、他者と比べて不安感を抱いたり、ストレスを感じたりすることが多いようです。その状態が続くと、紫外線対策や保湿ケアを行っていても、ターンオーバーは自然と乱れてしまいます。
ストレスの発散法としては、ヨガやピラティスなど、心も体も心地よくなれる適度な運動を行うのがおすすめです。また、新しいコスメを買ってみたり、映画を見てみたり、刺激をもらうのもよいでしょう。
ターンオーバーをさまたげないよう、日々の生活の中でストレスを上手く発散するよう心掛けましょう。

美肌に重要なターンオーバーを整えるため大切なこと

「ターンオーバーを整えるためには、紫外線対策、保湿ケアなど外側からのケアと、食生活、睡眠、ストレスケアなど内側からのケアが重要です。難しく考えてしまうかもしれませんが、まずは1つからでも負担にならないことから始めて、徐々にできることを増やしていきましょう。そして、考えなくてもできるよう習慣化してしまうことが1番です。美肌を目指すうえで切っても切り離せないターンオーバー。1日でがらりと変わるわけではないですが、28日後の肌を信じて出来ることからはじめましょう。