1. 酵素化粧品とインナーケアのビューティセラーオンライン
  2. 美容ジャーナル
  3. ヘアケア
  4. 髪の毛の基本的なケア方法│日常生活でダメージを受ける原因

髪の毛の基本的なケア方法│日常生活でダメージを受ける原因

公開


更新

髪の毛がダメージを受けてパサついていたり、ツヤがないと、素敵な服を着て流行りのメイクをしても、なんだかちょっぴり残念な気持ちになりますよね。

ダメージを負った髪は自己回復することはありません。
それどころか、ダメージの初期サインである絡まり、パサつき、うねり、広がり、などの状態でケアを怠ると、枝毛や切れ毛にまで深刻化することも。

傷んでしまった髪を完全に元に戻すことはできませんが、自宅でできるセルフケアでリペアすることは十分に可能です。あきらめずに今日から美髪ケアをスタートしてみましょう。

まずは、
①日常に潜むダメージの原因を知ること
②日々できるケアの方法を試すこと

この記事を読んで、この2つを行ってみましょう。努力を続ければ、きっと、今より綺麗な髪になれるはずですよ。

髪の毛がダメージを受ける原因と対策

毛先までなめらかで指通りの良い髪を目指すなら、まずはダメージを減らさないといけません。どのようなことが髪にとってダメージになっているのか、その原因を探っていきましょう。

熱によるダメージ

髪の毛のキューティクルは熱に非常に弱く、ダメージを受けてパサつくなど痛みの原因となります。
髪の80~85%はケラチンというタンパク質からできており、生卵が過熱によって固まるように、髪も熱によって固くなったり、変性したりします。日常的にどうしても使わずにはいられないドライヤーやヘアアイロン。これらの美容ツールは、設定温度や長時間の使用によって、髪の表面温度が上昇することで髪の毛のケラチン(タンパク質)が変性を起こし、キューティクルが脱落する原因になります。

<対策>
・ドライヤーを使う時間を短縮するよう工夫する。(例えば、吸水性の高いタオルを使って、乾きにくい頭皮の水分をできるだけ取ってから使うなど。)
・ヘアアイロンの前には、熱ダメージを予防するヘアオイルを使用するようにする。(量が多すぎるとクセが付きにくくなり長時間熱を加えることになるため、かえって傷みの原因になります。適量を守って使用しましょう。)
・髪が濡れた状態でのヘアアイロンやコテの使用はNG。
・ドライヤーを使う際は、10㎝以上離して使うなど、髪に近付けすぎないようにする。
・ドライヤーの熱で髪の表面温度が上がりきらないよう、温風と冷風を交互に使う。

摩擦によるダメージ

肌も髪も摩擦によるダメージは深刻な問題となります。
特に、濡れた髪の毛はキューティクルが開いた状態で摩擦ダメ―ジを受けやすく、思っている以上にデリケートな状態です。疲れて髪を乾かさないまま寝たり、シャンプーの際に髪同士を強くこすったりするとキューティクルが剥がれおち、内側の成分が流れ出てしまう可能性が高いです。

<対策>
・髪が濡れている時は、できるだけ早く乾かすように心掛ける。
・就寝中の摩擦が気になる場合は、シルク製のナイトキャップの使用や、髪の毛をゆるく結んでまとめて寝るなどして摩擦を軽減させる。

紫外線によるダメージ

強い紫外線を浴びると、髪の毛のタンパク質が酸化し変質しやすい状態になります。そのダメージが蓄積されることで髪の毛の内部までダメージを受けやすくなり、髪の毛のパサつきやうねり、枝毛などの原因に。また、紫外線を浴びることでキューティクルの表面を覆う脂質が失われ、キューティクル層同士の結びつきが弱くなることがあります。髪の色が明るくなり、色落ちの原因となります。

<対策>
・外出時には髪の毛用のUVケアアイテムを使用する。
・直接紫外線が当たらないように、帽子や日傘を使用する。
・長い髪の場合は、お団子ヘアなどにまとめて紫外線を受ける面積を小さくする。

ヘアカラー剤などの薬剤からのダメージ

ヘアカラーやブリーチ剤、パーマ剤などを繰り返すことによって髪のダメージは加速します。
アルカリ剤や還元剤など、薬剤によってはキューティクルが溶けるなどで壊され、毛髪内部の栄養分が流れやすくなります。何度も薬剤によるダメージを繰り返していくことで、髪の毛が細くなる、乾燥しやすくなるなどハイダメージの原因になりやすいです。

<対策>
・髪の毛のダメージが少ない薬剤を使用してくれるヘアサロンを探す。
・全体のカラーリングを避け、伸びた部分だけリタッチするなど薬剤を使う範囲が少ない方法を選ぶ。
・カラーとパーマを両方したい場合には、期間をあける。
・自宅でのヘアケアを徹底する。
・自宅でできる市販品などのカラー剤はできるだけ避ける。

髪の毛の日々のケア方法

美髪の人が日常的に意識しているケア方法をご紹介します。
月に2回ほどサロンでプロのトリートメントなどを受けられればいいのですが、時間的にもコスト的にもなかなか難しいですよね。だからこそ、「自宅でできるケア」が大切です。

濡れた髪は早く乾かす

キューティクルは濡れていると開き、乾いていると閉じる性質があります。上記でも触れましたが、濡れた髪は非常にデリケートでダメージを受けやすい状態にあります。そのため、洗髪後はなるべく早く髪の毛を乾かすようにすることでダメージリスクを軽減することができます。ただし、ドライヤーの高熱は長時間になると痛みの原因となるため、しっかりタオルドライで水分をとってから使用時間の短縮を図り、熱風は同じ場所に長く当てないように注意しましょう。

優しくブラッシングをする

絡まった髪の毛に目の細かいコームなどを使って、無理矢理ブラシを通さないようにしましょう。無理にブラシやくしを通すと、髪の毛に力がかかりキューティクルを傷つけるだけでなく、切れ毛などの原因にも。ブラッシングする際は、目の粗いブラシなどで毛先から優しくほどくよう始めて、徐々に中間、頭頂部ととかす範囲を少しずつ広げるようにブラッシングすると、髪や頭皮に負担をかけにくいです。絡まりがほどけたら、コームなどを使用して髪全体をとかしましょう。

栄養を意識して食事する

髪の毛を作る主な栄養素である、たんぱく質やビタミン、亜鉛などを意識的に摂取するよう心掛けましょう。もちろん、食事の食材などからバランスよく栄養を摂るのが理想ではありますが、仕事や育児などに追われていると完璧にすべての栄養素を摂るのは難しいので、サプリメントなどを利用して上手くサポートしていくとストレスなく綺麗な髪を目指すことができます。サプリメントと同様、髪の材料となる、たんぱく質を手軽に補えるプロテインの摂取もおすすめです。

悩みに合ったヘアアイテムを使う

シャンプーやトリートメントなどのヘアケアアイテムは髪の毛の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
頭皮や髪に優しいアミノ酸系のアイテムもおすすめです。キューティクルの補修成分や保湿成分がはいったトリートメントなど、集中的に自宅でセルフケアができるアイテムを常備しておくと心強いですよね。トリートメントの際に、濡れタオルを髪に巻き、蒸しタオルの状態で数分置くことで、成分が髪に浸透しやすくなります。また、時間を見つけて美容室でサロントリートメントを定期的にしてもらうのもおすすめです。プロの目で髪の状態をチェックしてもらえて一石二鳥です。

「ダメージの原因を知り、毎日髪をいたわることがダメージヘアの改善につながる」


髪のダメージの主な原因は、以下の4つです。
・熱
・摩擦
・紫外線
・薬剤

日常生活において、すべてを排除することは到底困難な話ですよね。しかし、ドライヤーの使い方や、紫外線から髪を守る方法、ヘアカラーやパーマなどをする際の頻度など、工夫と意識次第で、髪のダメージは減らすことができます。

そして、日々コツコツと髪に良い努力をすることで、少しずつツヤとまとまりのある美しさのある髪に近付けるはずです。努力はきっと裏切りません、髪をいたわることで美髪力アップを目指しましょう。


TAG


Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/xs776672/xs776672.xsrv.jp/public_html/blog/wp-content/themes/beautyceller/single.php on line 151