【美容プランナー 西村直子 連載 100年のキレイ】 Vol.01 夏枯れ肌を救う“植物性プロテイン”のススメ
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人生100年時代。皆さまの美と健康に末永く寄り添う記事をお届けすべく、美容コラム【100年のキレイ】の連載をスタートすることになりました。ナビゲーターは、美容プランナーとしてさまざまな媒体で活躍する西村直子さん。
記念すべき1回目は、夏枯れ肌と植物プロテインにまつわるお話です。厳しい暑さが続くシーズン、心身ともにバテぎみの方も多いのでは? そこで崩れてしまったコンディションを立て直して健やかな秋を迎えるために美肌やボディメイク、健康に役立つ「植物性プロテイン」の魅力や食生活への取り入れ方をご紹介します。
目次
秋を健やかな肌で迎えるために
今、意識すべきことは?
例年以上の厳しい暑さが続き、肌にとっては過酷な環境ですよね。鉢植えの植物や花瓶に活けたお花を想像してみてください。長時間、適切な量のお水が与えられなかったら、葉や柔らかなつぼみはしぼんでシワシワに。うっかり放置すると、やがて茶色く枯れてしまいます。そうなってから慌てて水分を与えても復活は難しいのです。夏は水分調整が生命力の鍵。これは肌にとっても同じなのです。これだけ暑いと、室内外の気温や湿度の差は肌の水分保持機能にとって悪影響。外出から帰宅し汗をかいた状態でエアコンにさらされ、水分がどんどん失われているのが夏の肌なのです。
また、夏は慢性的な水分不足に加えて、そもそも肌のための栄養が不足しやすい季節です。暑さで食欲が落ち、喉ごしの良い素麺など炭水化物中心のメニューに偏りがちではないですか? すると、肌の素材となるたんぱく質が足りなくなります。さらに汗によって、肌を健やかに保つためのミネラル類まで体内から流出してしまう。つまり、水分不足や栄養不足が重なり、肌がしおれてスカスカ状態に。それを防ぐために肌に必要な材料を食事から補うことが、秋のキレイを育むポイントとなるのです。
ヘルシーな身体の土台
プロテインについての基礎知識
健康的で若々しくある条件は、適度な「運動」、「睡眠」、「食事」。そして食事に関しては、たんぱく質、ミネラル、糖質をバランスよく効率的に摂取することが必要となってきます。特にたんぱく質は、肌や髪、爪、骨、筋肉、内蔵、ホルモンなど私たちの身体を構成・修復する材料になります。また、睡眠の質の向上や、寝ている間にも筋肉が成長するため、睡眠中にも必要とされるたんぱく質は英語でいうと「PROTEIN(プロテイン)」です。通称としてたんぱく質を主成分にした栄養補助食品もプロテインと呼ばれています。美しい肌の要素であるハリや皮膚のターンオーバーには良質なたんぱく質=プロテインが必須になってくるのです。
プロテインには動物性と植物性の2種類があり、動物性プロテインの代表が肉や魚、卵など。植物性プロテインの代表が大豆などの豆類です。
それぞれのプロテインの組成には違いがあり、それは吸収速度の差に繋がります。動物性プロテインに分類されるホエイプロテインは、吸収スピードに優れるため、アスリートがジムなどで行う本格的な激しいトレーニング後の筋肉の修復と栄養補給に効果的といわれています。ですので、飲むベストタイミングとしてはトレーニングの直後です。一方、植物性プロテインに分類される豆類由来のソイプロテインは消化吸収が穏やか。腹持ちがよいのでダイエット中の体重や摂取カロリーを意識した日々の食事の調整にも向いているといわれています。運動後や就寝の前など、どのタイミングでも負担が少なく、朝食、おやつの置き換えとしてもおすすめです。
ハリウッドの人気製品であるソイプロビューティシリーズは大豆とそら豆由来のソイプロテイン。ソイプロテインは、老化の元凶である酸化を防ぎ、コレステロールやホルモンのバランスを整える働きがあるといわれ注目が集まっています。また、空豆プロテインは筋肉のエネルギー源となり、年齢とともに低下する基礎代謝をサポートする働きがあるそう。
実は私、半年ほど前から植物性プロテインを含む“プラントベース”の食事に興味を持ち、栄養学の勉強会に参加するようになりました。当初は、外食が続いたときの調整食になればいいな、くらいの感覚でしたが、「正直、肌や筋肉、メンタルへの影響はどうなの?」 と未知数なところもありました。ですが、専門家からさまざまな知識を学ぶ中で、植物には想像以上に上質なプロテインが豊富に含まれていて、栄養学的なメリットが多いことを知りました。実際の食事を通しても、心身への効果を体感しています。
外食は制限を設けず、家庭の食事ではプラントベースにシフトしている今、100%プラントベースのソイプロビューティシリーズは私の求めているまさに頼もしい味方なのです。
簡単おいしいキレイになれる
西村直子流プロテインレシピ
食生活の見直しにあたり、理想的な方法は自炊です。自分で食材を準備し、調理して食べることで分かることがたくさんあります。ですが、多忙な日々でキッチンに立つことが億劫になる時もあるでしょう。そんなときは無理をせずに「ソイプロビューティ」のような栄養バランスの良い栄養補助食品やサプリメントを選ぶことは、賢い方法のひとつ。
私は、水に溶いて飲む定番スタイルの他、簡単アレンジでおやつや軽食に活用しています。手軽で美味しくてヘルシー! ぜひお試しください。
「桃のソイプロビューティ(SAKE味)ソースがけ」
・桃/1/2個
・ソイプロビューティ(SAKE味)/20g
・水/適量
お好みの大きさでざく切りにした桃に、水で溶いたソイプロビューティ(SAKE味)を浸すように和えます。良質な糖質が含まれ疲労回復や整調作用がある桃は、夏バテには最強の食材です。
「ソイプロビューティ(SAKE味)ナッツクッキー」
・ソイプロビューティ(SAKE味)/40g
・ナッツ(アーモンド、クルミ、カシューナッツなど)/ひと握り
・デーツやプルーンなど/3~4個
・ザクロペースト(はちみつでも可)/大さじ1杯
・水/適量
材料を混ぜ合わせ、通常のソイプロビューティの作り方よりも水分を少なくしクッキーのタネ程のかたさに調整してオーブンで焼きます。
肌の艶を作るビタミンEや脂質が含まれたナッツ、肌を健やかに保つナイアシンが含まれるデーツを混ぜ合わせたこのクッキーは、甘いおやつを食べたくなるときに是非試してほしいビューティおやつです。ほろほろとした食感にざくざくとしたナッツは食べ応えもあり、繋ぎになるデーツやザクロペーストの優しい甘さがたまらないです。
健康と環境のことを考えた
ソイプロビューティ(SAKE味)の魅力
ソイプロビューティ(SAKE味)
200g(約10食分)価格 3,780円(税込)
ソイプロビューティ(SAKE味)は、明治26年創業の老舗、京都洛中唯一の酒蔵である佐々木酒造と開発した「酒粕」を活用したソイプロテイン、であるというところがユニークです。
大吟醸の日本酒をつくると、約50%が酒、残りの50%が酒粕になるそう。この酒粕にはアミノ酸やビタミンといった美と健康に役立つ栄養価が豊富に含まれている発酵食品ですが、料理用などに活用されたとしても残渣として日本全国で年間1500万トン以上廃棄されてしまうとは酒粕好きな私にとっては驚きの数字です。しかも近年は世界的な日本酒人気により、輸出やインバウンド需要が高まって、より高級な日本酒の酒粕の廃棄が増えている傾向にあるとも聞きました。
ですから、栄養豊富な酒粕をプロテイン製品としてアップサイクルしているソイプロビューティ(SAKE味)の取り組みは、食品のサスティナブルな観点からもとても魅力がある製品だと思います。
ソイプロビューティ(SAKE味)は、大豆とそら豆由来のソイプロテインの他、酒粕由来の9種類の必須アミノ酸やビタミン、麹菌、酵母をはじめとした素晴らしい栄養素が豊富に含まれています。
また、ビタミン、ミネラルが豊富な7種のスーパーフード(モリンガ葉、マカ、クコの実、カムカム、アサイー、マキベリー、かぼちゃの種子)や、巡りをサポートする和漢植物成分であるウコン末、田七人参末なども配合。外的ストレスに負けない体づくりをサポートしてくれます。
さらに、シリーズ共通の6つのフリー設計として、着色料フリー、香料フリー、グルテンフリー、ミルクフリー、保存料フリー、酸化防止剤フリーも魅力。
乳糖を含まないため、牛乳など乳製品でお腹が緩くなってしまう方のたんぱく質補給にも最適。大豆イソフラボンの働きでナチュラルに健康維持したい方、ヴィーガンフレンドリーな食品を選びたい方にもおすすめです
人生を折り返した今、身体の変化に伴い不調を感じることも少なくない日々。その中でなりたい自分のために費やす時間、シニアになる愛犬と過ごす貴重なひとときを生み出す時間設計が大きな課題となっています。そのためには心身の健康維持が鍵を握っていると痛感するこの頃。シェーカーに大さじ3杯とお水を入れてシェイクするだけで手軽で効率的に身体づくりをサポートしてくれるソイプロビューティ(SAKE味)を味方に、夏枯れに負けない肌と大切な家族に向ける大きな笑顔で秋を迎える準備をしています。